ご挨拶


早稲田大学商学部を平成元年に卒業後、東証1部光学機器メーカーであるオリンパス光学工業株式会社(現オリンパス株式会社)の経理部・財務部・工場原価計算部門で勤務し,その後税務会計事務所に20年務めてまいりました。

オリンパス経理部では取締役会の月次決算資料を作成し、財務部では会社の資金繰り・銀行取引をして参りました。

税務会計事務所では多種多様な会社様の会計・税務申告に携わっております。

零細企業から年商30億円までの会社様の会計チェックや税務申告を行って参りました。

しっかりとした経理フローを光学機器メーカーで見ておりますので、これからより大きくなろうとする会社や立ち上げ時で今後どのような経理フローを構築すべきか考えている会社様と共に仕事をしてゆきたいと思います。

 

会計全般を弊社が処理を行い、弊社の取締役である提携税理士が税務申告を行いますのでご安心して経理・会計業務をお任せ下さい。

  

3年後または5年後に会社の財産としてお金を残せるよう、または個人の資産としてお金を残せるよう創意工夫をして取り組みましょう。

脱税は違法でありますが、しっかり節税を図り財産を残したいと思います。

 

中小企業や零細企の多くは、「会計上の利益」と「法人税申告の際の税務上の所得」に大きなかい離が無いのが通常です。(※1)

従って会計処理をしっかり管理できれば特段の税務対策は必要ありません。

 

弊社を設立する以前に、幾つかの会計事務所に勤めて参りました。しっかりした会計処理を行う会計事務所も当然ありますがそうでない会計事務所もあります。

30人を職員に抱える税理士法人、著名な公認会計士の事務所や二代目事務所でもその事務所の文化なのか決算処理や決算書の内容がいい加減なものも多く見受けられました。(※2)

 

なぜなら、多くの事務所等は職員に任せることが多く、処理の力量も担当者個人に委ねられることが多いからです。素晴らしい担当者に会社様が当たれば大変幸運であります。

 

私が代表取締役を務める別の事業会社では、自ら会計入力を行い、税務申告書も会社が作成しており、顧問税理士はおりませんが直近の税務調査では法人税・消費税・源泉税の「是認申告」を頂いております。

 

長年の経理経験に基づきしっかりした処理・作業ができます。税務の考え方も熟知しておりますのでお役に立てるものと考えます。

  

(※1)

お手許にあります「税務申告書」の「別表4」という書類は、会計上の利益から税務申告するにあたり税務上の利益である「所得金額」までの加算・減算項目が表示されています。

中小企業では、この加算・減算項目に4つ以上記載はないと思います。数が少ないうえに、金額が大きな調整がないことから「会計上の利益」と「税務上の利益」が比較的近似しているのです。

上場会社ではこの加算・減算項目が30以上ある場合があります。

 

(※2)

 お手許にあります税務申告書には「決算書」のほかに「決算内訳書」という各勘定科目の明細を表記した書類があります。

この各科目の内訳で次のような表記がもしあれば、いい加減な処理で済ましたと同義であります。

●「売掛金」「買掛金」「未収入金」「未払金」

 得意先・仕入先または相手先の名称が個別に表示されずに「その他」で括られている。

 例えば、

 売掛金  A株式会社 1,200,000円

  〃   B株式会社    650,000円

  〃   その他     580,000円 ⇐不明朗な取引残高の可能性があります。

●「仮払金」「仮受金」「預り金」

 会社の決算日に有ってはならない勘定科目ではありませんが、個別に内容が表記されていない様なケース

 では、よくわからないので放置された可能性が高いと思われます。

 


 

 数年前に出現した「老後破たん」や最近よく言われる「下流老人」は、もはや対岸の火事のごとく他人事ではありません。

私の周りを見渡しても将来「下流老人」になってしまいそうな方々もおります。

 

高度成長期には、ドラマの番組最後に「明日のために今日を生きるのではない、今日を生きてこそ明日があるのだ」のごとくかっこいいテロップが流れていました。しかし今は当時の環境とは全く違うものになっております。

将来について考え今日を生きないと、将来生きてゆくのが辛い状況になっています。

よくよく将来のシミュレーションをすると将来の希望のないような人は、今から質素倹約の生活に変えてゆかなければ豊かな老後をむかえることができません。

ご自分で将来の状況等の把握ができる方は大丈夫でしょうが、人から言われないと解らない、気が付きもしない人たちがたくさんおります。

会社・個人を含めて将来豊かに生きてゆけるように知恵をしぼり財産形成をしてゆきたいと思います。